ICO~古城観光案内~
少女と手をつないで城の中を周りだしたイコ。
何度か、謎の黒い霧のようなものに出会い、少女が連れ去られそうになりました。
イコは手ごろな角材でそれらを撃退し、先へと進みだしました。
梯子を下りてみると、レールとトロッコがありました。
どうやらレバーで前後に動くようです。この城はかなり技術力が高かったようですね。
少女と一緒に乗って・・・と妄想を膨らませるイコでしたが、実際少女を乗せて走らせても彼女はただ黙っていました。叫ぶどころか、口を開けすらしません。
イコは内心ちょっと残念でしたが、気にせず先へ進みます。
大きな崖を飛び越えた(4代目イコが)先には、鉄骨のようなものがありました。
イコはそれにつかまって、向こうのほうに見えるスイッチへと向かいます。
彼はウォール・クライマーとしての実力を開花させましたが、このときのイコにはこれから先、このウォール・クライマーとしての才能が非常に役立つとは思っていませんでした。
スイッチを入れてコンテナを動かして、さらに先へ進むと、石像が四つ立っていました。
これまでにも出てきたこの石像、なぜか少女は開けることができました。その際の白い光は、あの黒い霧をも一撃で消す力を持っています。
そんな力があれば一人で脱出できるだろうに・・・。
イコはそんなことを考えましたが、言葉が通じてないらしいので何も言いませんでした。
石像の先はなんと巨大な門!しかも若干開いています!
これで脱出成功か?と期待するイコでしたが、そうは問屋がおろしません。
イコ達の目の前で門はがっちりと締まり、背後から謎の女性が現れました。
~おまえだね
わたしのかわいいヨルダを連れまわしているのは
その娘が誰かわかっているのかい?
おまえと一緒にいるのは
わたしのたったひとりの愛娘――
――いずれはこの城を継ぐもの
あたまにツノのはえたおまえとは
すむ世界がちがうのだ
さぁ 身のほどをわきまえて ここから立ち去るがよい~
イコの分かる言葉でこう言って、さらに少女(ヨルダというらしい)に分かる言葉でも話しかけてきました。
どうやら自分は歓迎されてないようです。
しかしそれでも、あんな意地の悪そうなオバハンに屈服したくないので、イコはヨルダの手を取って、この門とは違う、別の道を探し始めました。
つづく
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