今更・・・
はいはい、誰一人期待してないモンハンの小説だよー
なんかちょっとした予告はここ→http://new-boss.cocolog-pikara.com/blog/2008/02/post_89d4.html
タイトルはほとんどそのまま「モンスターハンター~カイの挑戦~」です。
ではどうぞ
一章 はじまり
カイの両親は小さな農場を営んでいた。本当に小さな農場だったので、あまり裕福ではなかった。
しかし、収穫物を街まで運ぶときには、必ず一人の二十代前半のハンターと行動した。
何でも両親の友人らしく、格安の料金で護衛を請け負ってくれた。そして、街へ行く途中、様々なモンスターと戦った時の武勇伝をカイに聞かせてくれた。
フルフルのブレスを間一髪でかわしつつのとどめを刺した話、
リオレウスとの死闘、
初めてのイャンクック戦、
メラルーに大事なアイテムを盗られた話など、内容は様々だった。
ある日、それを聞いていた少年は、言った。
「ぼくも兄さんみたいになれる?」と。
そして、そのハンターは言った。「なることは出来るよ。ただ、僕みたいになれるかどうかは、君次第だけどね」
・
そして、それから十数年の月日が流れた。当時ハンターの話を聞いていた少年は、ハンターになった。
その周りには、両親も、話をしてくれたハンターも、いなかった。彼が住んでいた村は、数年前に流行病によって全滅した。
あのハンターも、塔の飛竜を倒しに行くと言ったきり、帰ってこなかった。
彼は唯一生き残った。けして嬉しくは無かった。
しかし、おかげで反対する人無くハンターになれた。そして今、自分を預かってくれていた親戚の家から、かつて自分に武勇伝を話してくれたハンターがいたという、ポッケ村に向かっていた。
馬車に揺られて数日間。やっとポッケ村の門が目の前に見えてきた。
「ここがポッケ村か・・・。よし、ここであのハンターみたいになれるよう、頑張ろう!」
村に着いて、まずは村長と呼ばれる老婆に挨拶に行った。村長は、村のシンボルのマカライト原石の前にいた。背はかなり小さく、おまけに猫背であった。
「おや、おまえさんがハンターになりたいと手紙をくれたカイ君かね?」
「ああ!」
「で、ハンターとしての活動は初めてと。」
「話は何度も聞いてるけど」
「ならば、そこの建物の左側にある訓練所に行って、基本的な知識を教えてもらってきなさい。」
「いや・・・」
武器があれば直ぐにクエストに行きます。そう言おうとした時に、一人の男がこちらに歩いてきた。村の中にも関わらず、橙色の鎧を着けていた。しかし、怪しむ人が誰もいないところを見ると、普段からこの格好なのだろう。
「やあやあ村長殿!お元気ですかな?」
「ああ、元気だとも。」
村長はその鎧男-後に教官と呼ばされる羽目になる-に、こう言ってしまった。
「この新米ハンターに、色々なことを教えてやってくれないかい?」
「いや、・・・」
「おお!新たなハンター志望者か!!よし、ついて来い!ハンターとはどんなものか、みっっっっちり!教えてやろう!」
よくわからないうちに、訓練所行きが決定してしまったらしい。あわれカイは、教官に服の後ろをつかまれて、強制的に訓練所へ拉致された。
「オレはすぐにクエストに行くんだぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
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